こんにちは!
ゆきみん(@yukimin_jp)です。
ドラマ「夫のちんぽが入らない」を観ました。
予想以上にいい作品だったので(2日で一気見した!)、感じたことなど書き留めておきたいと思います。
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ドラマ「夫のちんぽが入らない」を観た感想

タイトルと大まかなあらすじだけ見ると「セックスレスの夫婦についての話かな??」と思いそうですが、違います。
確かに入らないのは入らないんですよ。
ですが、2人はめちゃくちゃお互いのことを愛していて、入ってほしいんです。
でも入らないんです。
「いや、なんとかすれば入るっしょ!??」
と思いきや、入らないんです。
しばらくドラマを観ながら
「え?なんで?入るやろ??笑」
って思ってたんですけど、途中で
「あ、これはそういう作品じゃないな」
と気付きました。
あくまで個人的な意見ですが、この「入らない」っていうのはドラマの中に堂々と置かれたメタファーだと思います。
※メタファー…人生はドラマだ、のような比喩
「入れたい気持ちは山々なんだけど」=「世間やお互いからのプレッシャーは重々承知してるんだけど」
「どうしても入らない」=「重々承知してても、できないことはできないんです」
こういうことじゃないかなと思いました。
ドラマの中では血が出るとかで物理的な問題として語られていますが、実際はもっと精神的で社会的なものを指していると思います。
「重々承知してても、できないことはできないんです」をうまく説明するのって本当に難しい。
だからこの「入らない」というメタファーにすべてを含ませたんじゃないかと思います。

ドラマ「夫のちんぽが入らない」の中では、
「妻なのにできない」
「夫なのにできない」
と、お互いがお互いをかわいそうだと思い、プレッシャーを感じ、2人ともあらぬ方向でストレスを発散してしまいます。
そもそも愛し合わなければ、そんなプレッシャー感じなかったはずなのに。
お互いの両親からも「子どもはまだか」と重いプレッシャーをかけられます。
「結婚しなかったら」「女じゃなかったら」「男じゃなかったら」そんなプレッシャー感じなかったはずなのに。
そもそもこの社会に生まれなかったら、そんなプレッシャー感じなかったはずなのに。
ドラマを観終わって、「女だ、男だ、結婚した、などの理由で謎のプレッシャーを負わされる義務なんて、どんな文脈においても絶対にない」と改めて思いました。
「子ども産まないと後悔するよ」なんて言葉も出てきますが、その「後悔」を具体的に語ることなんて、他人はできないはずです。
そもそも産まないで後悔するのは自分一人だけで済むけど、産んで後悔したらその後悔は子どもの人生にまで影響しますから。
「子どもがいないと楽でいいよね」
みたいなのは、今の社会で言えたもんじゃないです。
「子どもがいない」
このことで社会から与えられるプレッシャーは、「母である」プレッシャーとどれほど違うのでしょう???
「やれ結婚だ」「やれ子どもだ」なんて話は、もう今の時代いちいちテーマに挙げるまでもなく野暮で古臭いと思われがちですが、そんな簡単に社会って変わらないです。
ネット上では
「社会は個人に干渉するべきじゃない」
「恋愛の形は自由でいい」
ともう十分なくらい語られていますが(この文章もそうだけど)、現実世界はそこまで追いついてないと思います。
あれだけ世界中でレインボーの旗を持ってデモをする人がいても、私の友人はもう何年も部屋に引きこもって泣いてます。
「夫のちんぽが入らない」は、刺さらない人には割と「なんじゃこりゃ」って内容かも。
でも、その「なんじゃこりゃ」を放置しないで少し考えてみるのが、このドラマの醍醐味なんじゃないかなと思います。
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