社会にはたくさんの「穴」があります。
大小様々、無数に存在していて、放置すればやがて社会は崩壊してしまいます。
だから私たちは穴という穴を、日々新たに出てくる穴も含め、必死に埋めます。
さて、穴はどうやって埋めましょうか?
大きな穴は、一人では埋められません。
悩んだ末、私たちは「皆で協力して一つの穴を埋める方法」を思いつきました。
そこで生まれたのが、会社などの組織です。
小さな穴であれば、どうでしょう?
一人でだって埋められそうですよね!
社会の小さな困りごと、わずかな穴を埋めるのは、一人でも十分です。
ところで人は、なぜ仕事をするのでしょうか?
私が考える「仕事の目的」は「社会に参加するため」です。
社会という名のコミュニティに入れてもらうために
大きくても小さくてもいいから、とにかく穴を埋めること。
そうすれば感謝され、仲間に入れてもらえて、お金がもらえます。
これは時代によってはお米だったりしましたが、今は便宜上お金です。
大きな穴は、会社など組織で協力して埋めます。
ただ私たちの中には、組織にまつわるいろいろが苦手な人もいますね。
そんな人の役割は、小さな穴を埋めること。
そして小さな穴を埋める方法の一つに
「自分を仕事にする」があります。
一人の規模だからこそ、埋められる穴があります。
もちろん一人で大きな穴を埋めてしまえる人もいます。
ただ、みんながそんなスゴい人である必要はありません。
一人で埋めるのに、ちょうどいい感じの穴。
目立ちにくく、想像以上にたくさんあります。
「自分にしか埋められない穴」である必要もありません。
小さな穴は放置されることも多いです。
自分を仕事にして、できる範囲で穴を埋めながら、堂々と生きていきませんか?
社会の小さな穴「・」を埋めるのは、きっとあなたです。