悩みが多すぎる方、それ悩みではないかもしれません。の記事で書いたように、悩み始める前に「悩みの質」を考えることはとても重要なことです。
悩みの質の見極め方
「悩みの質」はシンプルに考えると大きく2つ。
- 悪い悩み
- 良い悩み
「悪い悩み」とは何か?
それは、「これ以上考えても意味がない」と、自分で分かっている悩みです。
心当たりがある方もいらっしゃると思います。
例えば、人間関係がうまくいかないと悩んでいるとします。
でも、それは自分一人で悩んだところで、どうしようもないことですよね。
悩んだとして、「次からはこう接してみよう」「次会ったら謝ろう」くらいの結論は1分もあれば出るはず。
でも、「そんなことでは変わらないかも」「もう嫌われてしまったかも」「あの時あんなこと言われたし…」と、同じことをグルグルグルグル、永遠に考えてしまうんですよね…。
アロマ焚いても、悪い悩みは止められない
この、「悪い悩みをグルグル考えてしまっている状況」を止めるにはどうすればいいか?
悪い悩みをストップさせる方法として、よく自己啓発本なんかに「寝る」「瞑想」「散歩で気分転換」とか書いてあるのを見るのですが、
……不可能じゃないですか?笑
そんな簡単に止められたら、みんな苦労しませんよね。
アロマ焚け、とか、キャンドル灯せ、とか、散々騙され試しましたけど(笑)、何をやっても無理でした。
新しい悩みをつくろう
とはいえ、悪い悩みは絶ちたい。
アロマやキャンドルには見放された私ですが、色々試してみて一番有効だと思ったのは
「莫大な意味のある悩みをつくる」ことです。
悩みが多すぎる方、それ悩みではないかもしれません。の記事でも書いたように、自分の頭では同時に悩める量に限界があると感じたので、「だったら他の悩みで頭を占拠すればいいのでは?」と考えたわけですね。
「莫大な意味のある悩み」は何でもいいんですけど、どうせなら楽しくてワクワクする、生産性のあるものが望ましいですよね。
例えば鉄道が好きな方なら、「また撮り鉄同士で揉めちゃったよ、どうしよう」よりも、
「そんなことより、日本中の豪華列車に乗るにはどうしたらいいだろう?一番割安なチケットの取り方は?資金は…これまでの知識を活かして本でも書いてみようか?」
という悩みのほうが、遥かに莫大で、意味のある悩みですよね。
新しいことを始めると、意味のある悩みをすぐに手に入れられます。
今まで想像もしなかった悩みに向き合えて、世の中の見え方も変わってくる。
「あんな小さなことで悩んでたのか…」という日が来るはずです。
とはいえ、「いきなり新しいことって言われても…」という方もいらっしゃると思いますので、おすすめの本を。
きっとあなたの背中を押してくれますよ。
Kindle版もあります。
おしまい。