考えかた

履歴書なんか頑張ると、就活失敗するよって話。

ゆきみん
ゆきみん
今日は、自分の伝え方について。

先日電車でゲッソリしている就活生を見て、4年前の就活を振り返りました。

就活といえば履歴書ですよね。
私の履歴書は特に面白くもなんともなく、主なトピックはこんな感じ。↓

  • 大阪生まれ大阪育ち
  • 大阪大学スワヒリ語専攻
  • TOEIC950点

「学生時代頑張ったこと」「将来やりたいこと」といった項目は、それなりのテンプレを書いてました。どこの企業もドン引きするような小さいスペースだったので、本当のことなんて逆に書けなかったですね。

で、この履歴書と化粧っ気の無い顔を引っさげて、何十という企業をまわりました。
面接は得意だったので(内向的な性格にありがちですが、1対1だと俄然しゃべれるんですよね)、スイスイ通る。


でも就活、そんな甘くはなかったです。

私の場合、最終面接でポン、と落ちることが多かった
逆に、「この会社ちょっと違う」と、辞退することもありました。

なんでこんなことが起きるんだろう…?

悩んだ末、自分のエッセイが掲載された雑誌を、面接に持参することにしました。

すると、どんどん通るようになったんです。

この行動、決して過去の栄光を誇示したかったのではありません。←これかなり大事。

「私はこんな人生観、思考回路を持った人間だ」ということを伝えたかったんです。

私は面白くないし、帰国子女でもありません

さて、もう一度さっきの履歴書を見てみましょう。

  • 大阪生まれ大阪育ち

これを見て、どんなイメージが浮かびますか?
面白くってハツラツとした、大らかな感じ?

おそらく思い浮かべたイメージと私の人物像は、真逆だと思います。
私は内向的で静かで、面白いことも言えません。ちなみにお好み焼きも嫌いです。

  • 大阪大学スワヒリ語専攻

スワヒリ語専攻…?
変わった言語を勉強してたんだから、面白い学生生活を送ってたのかな?

いえ、専攻に一週間で興味をなくしたけど、なんとかなった話。で書いたように、極々普通の学生生活を送っていました。学生時代一度もアフリカに行っていないどころか、ほとんど引きこもりでした。

  • TOEIC950点

え?帰国子女…?

いえ、TOEICを攻略することにハマっていただけなので、ほとんどしゃべれもしないし実用的な英会話はてんでだめです。海外営業とか絶対無理。

履歴書は手抜きするためにある

もうお分かりですよね。

みなさんはまず、「大阪出身、スワヒリ語、TOEIC高得点」ということから連想できる人物像を描いたわけです。

でもそこで描かれたものは、私の人物像とはなんにも関係ないどころか、むしろ真逆なんですよ。

では、どうして出身大学やTOEICの点数を書いた履歴書が必要なのでしょうか?
もしくは学生も、それだけを頼りに就活に臨むのでしょうか?

それは、楽だからです。

特に大企業で大量採用するとなると、一人ひとりを詳しく見ていくのは不可能です。
良い大学を出ていれば「それなりに」できる人だと思われる。
就活生もそれを分かっているから、箇条書きで伝わるレベルの、華やかな実績を並べるのに必死なんですよね。

でもここで起きた齟齬は、いつか必ずヒズミとなって現れます。

そのヒズミは最終面接で落ちることかもしれないし、会社に入ってからやっと気づくヒズミかもしれない。

だったら、何でもいいから自分の書いたものなんかを見せて、「私はこういう人間です」と言って回ったほうが、少なくとも履歴書だけで済ますよりは賢明だと思うんです。

これは就活以外にも当てはまることだと思っていて、「この人と親しくなりたい」と思ったら、私は恥を顧みず、自分の書いた文章を見せるようにしています。

趣味や好きな食べ物なんて、言ってしまえば雑談に過ぎないし、それよりまずは人物像が大切だと思う。

いつも良くしてくれる先輩は、私が海外旅行にせっせと行っていることについて全く言及しません。話す内容は人生観や価値観ばかり。でも本当に、大好きな先輩です。

SNSはむしろ堂々とやればいい

今ね、就活で「SNSまで調べられてこわい」とかって悩んでいる方いるでしょう。
会社にブログやってることバレたらどうしよう、とか。

でも、そんなことで悩まなくていいし、むしろ開示すべきだと思う。

必要なのは整った履歴書ではなく、「自分が何を考えていて、どういう人間なのか」を伝える手段です。
現代は奇跡的に、そのためのツールが誰でも簡単に使えるのだから、ビビってないで使いこなした方がいい。

飲み会を何度も開催して同じ自己紹介を繰り返すより、ちゃんと自分を伝えるべきだし、自分も相手を知ろうとするべきです。

むしろSNSをわざわざ調べに来てくれる会社や、Twitterを探り当ててタイムラインを遡ってくれる人たちは、ありがたい存在だと思った方がいい。

無論、ちゃんと自分の考えが書かれていれば、の話ですが。

履歴書で就活をするな

今就活真っ最中の方に、いきなりブログやれだのSNSのアカウント作れだの言うわけではありません。

ただ、もう一度自分の書いた履歴書をよく見てみて欲しい。
そこに、あなたの人物像を表すもの本当に書かれていますか。

履歴書に書く場所がないなら最低限、「○○大卒」というスペックだけを自信満々に面接に向かうのだけはやめた方がいいです。
だってそれならわざわざあなたが行く必要ないでしょう。面接、というより、その会社に。

多少ひねくれててもいいから、自分の考え方をちゃんと伝えられるように準備しましょう。
紙に書いてもいいし、うまく話せるなら話す。書けないし話せないなら、別の手段で表現したものを持っていく。
持ち込み禁止なら、そこまでの会社なのかもしれない(話す能力をかなり求める会社なのかもしれないけど)。

その過程で、もしかしたら就活自体が自分に合っていないと気付くこともあるかもしれません。会社に属することが向いてないと思うかもしれない。

でも履歴書だけで就活したところでそんな判断はできないのだから、まずはどうやって就活に挑むのか、手段を考えないと。

リクルートスーツ廃止しろとか、ひっつめ髪で就活なんてヤダとか、いわゆる見た目の細々した論争で盛り上がる前に、まずは自分の中身を伝える方法を考えよう。

ゆきみん
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そもそも考え方がわからない、という方におすすめの本をご紹介。

少し古いですが、名著には違いありません。

他の著書も素晴らしいです。

おしまい。

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