ゆきみん
今日は買い物について。
「うわあ、きれい!」「素敵!」
お店で感動した経験、どなたでもあると思います。
感動したら、欲しくなる?
その感動のあとにくるのは「欲しい」という気持ちではないでしょうか?
これが家にあったらどんなに良いだろう、と。
そして、買う予定なんてまったくなかったモノを買ってしまうんですよね。
感動したことで、ついつい買ってしまうんです。
絵だったら買いますか?
でももしそれが、高額の絵だったら?
世の中には手に入れられる人もいますが、ふつう「よし、買おう!」とはならないですよね。
感動したからといって、購入するわけではありません。
つまり、ふだん私たちが買う予定のなかったものを感動で買うのは「買えてしまう額だから」です。
必要かどうかではなく、「感動した→買える額だから買おう」という思考回路ですね。
感動のピークはどこにある?
もちろん、身の丈に合った範囲で感動したものを手に入れることが、間違っているわけではありません。
でも経験上、そんなふうに「一目惚れ」で買ったものって、後々いらなくなることが多い。
なぜか?
それは、感動のピークを過ぎてしまっているからだと思います。
感動は、初めて見たその瞬間がピーク。
これは鑑賞するもの(置物とかぬいぐるみとか)を買うとき、特に起こりがちです。
服飾品には身に付けてみて初めて分かる感動が、家電には使ってみて初めて分かる感動がありますよね。
でも「見ること」が目的のモノは、初めて見たときが感動のピーク、ということも多い。
中にはその感動がずっと薄れないままのモノもあるけれど、でも必ずしも「見て感動すること」と「所有すること」を結びつけなくてもいいのではないでしょうか?
週末のウィンドウショッピングは、我慢ではなく感動するために!
ゆきみん
手に入れなくても、モノの良さは味わえる。
おしまい。