皆さんは、今着ている服が、どこでどのように作られているか知っていますか?
ファストファッションの代償
※2018年10月8日現在、在庫切れです。YouTubeのレンタル動画でも見られます。
「ザ・トゥルー・コスト」は、ファストファッションによる社会的・環境的な問題を取り上げたドキュメンタリー映画。
目を覆いたくなるようなシーンもたくさんありますが、ふだん服を消費するように買ってしまっている方、ミニマリスト志望の方は絶対見るべき映画だと思います。
鑑賞後の感想
詳しい内容は控えますが、感想として覚えておきたいことは
システムを変えられなくても、システムに参加しないことはできる。
ということです。
映画から、あらゆる惨状は一企業だけの問題ではないということが分かります。
大量消費社会、貧困問題、労働問題…たくさんの問題が引き起こした惨状だ、と。
だから、
「どうせ私一人が行動を変えても、何も良い影響はない。」
あまりに問題が膨大すぎて、こんなふうに考えてしまいがちです。
この映画に限らず、どんな問題に対してもそうかもしれません。
でもそれでは、「行動を変えないことで悪い影響を与え続けている」ことになる。
私はあらゆる惨状の中でも、一番の問題は「状況はなんとなく分かっているのに、見て見ぬふりをして意思表示をしない消費者だ」と思ったんです。
なにか大きな改革や運動をする必要はなくて、ただシステムに参加しないこと。
これなら今すぐできる。
システムに参加しない方法
システムに参加しない方法は、人それぞれでいいと思います。
例えば、
- どこでどのように作られたか、知ろうとする
- 安いのを理由に、なんとなく服を買うのをやめる
- なるべく古着屋さんで買うようにする
少し心がけることから、始められます。
大きな改革は起こせなくても、一人ひとりが小さな改革を起こすことはできる。
誰かが大きな改革を起こしてくれるのを待つのではなく、ちゃんと自分で考えよう。
そうすれば、買うことはもっと意味のある行為になると思うんです。
企業やブランドに一票を投じるように。
※2018年10月8日現在、在庫切れです。YouTubeのレンタル動画でも見られます。
おしまい。