【ワーホリ】仕事しなくても問題ない!ビザに関する勘違いを解説
こんにちは、ポーランドへ滞在中のゆきみん(@yukimin_jp)です。
滞在にあたっては、1年間の「ワーキングホリデービザ」を取得して入国しています。
「ワーキングホリデービザで来ています」
と言うと、必ず「現地でどんな仕事をしているの?」と聞かれるのですが…。
結論から言うと、私は現地での仕事には就いていません。
多くの方が勘違いされている(私もしていた)ことですが、「ワーキングホリデービザ」はあくまでも「ホリデー(休暇)」がテーマ。
お互いの国についての文化的交流を目的としているビザなんです。
ですので、正しくはこう。
「現地で仕事に就かなければいけない」ではなく、「就くことができる」
「他国で仕事に就ける」というのは、円の価値が高い日本からすると、そこまで大きなメリットには思わないかもしれません。
でも、自国の通貨の価値が低い(物価の安い)国の方たちからすると、
「特別お金を積まずに、1年間も他国で暮らしながら、仕事までしていいの!?」
という、本当に、この上なく魅力的なビザなんです。
もちろん現地での仕事に就けば、給料以上に得られる経験があると思います。
ただ、
「現地で必ず仕事に就かなければならないわけではない」
ということは分かっておいてくださいね。
言うなれば、現地での仕事に就き、もし挫折してしまっても…。
途中で帰国せずに、ビザの期間内はその国に滞在してOKなんですよ。
ワーホリ中の税金はどうすればいいの?
何であれ、仕事をすれば所得税を納める必要があります。
また、ワーホリ期間中の住民税についても悩んでしまうと思います。
現地であたふたしないためにも、出国前にやるべきことを整理しておきましょう!
ワーホリ期間中の現地への納税について
現地で仕事に就く場合
もちろん現地で仕事に就けば、所得税を納める必要があります。
大概は就職先の会社、経営者の方がまとめてやってくれるはずですが、この辺りは不備のないようしっかり確認しておきましょう。
フリーランスとして働く場合
自営業であっても、国によっては所得税を納める必要があります。
滞在国の情報をしっかり確認しましょう。
(大使館のHPなどで確認できます)
働かない場合
もちろん、仕事に就かなければ所得税を納める必要はありません。
税金として支払うのは消費税のみ、ということになりますね。
住民税については、たとえワーホリビザでの滞在であっても、住民登録をして所定の税金を納める必要があることがほとんどです。
これも滞在先の国によるので、しっかり確認してくださいね。
ワーホリ期間中の日本への納税について
こちらの動画でもお話していますが、海外転出届を出している状態であれば、日本へ確定申告する必要はありません。
※現地での確定申告については国によってルールがあると思いますので、それぞれ確認してくださいね。
また住所を抜いているので、もちろん住民税を納める必要もありません。
ということで、現在、日本の機関に支払っているものは
- 年金(任意加入しました)
- 奨学金返済(早く終われ)
です。
ワーホリ中は働かなくてもいいけれど、目的を持ち、人と繋がろう
旅行で来るのとワケが違う。甘くない現実
ということで、ワーホリ中は働かなくても問題はありません。
ただし、現実は甘くないです。
旅行で来るのと、実際に現地で生活するのとではワケが違います。
思いも寄らなかったトラブルに巻き込まれたり、日本ではなんとも思わないような些細なことでいちいち落ち込んだり…。
毎日必ず「何か」あります。笑
そんな時、一人きりだと、正直かなり病んでしまうんですよね。
異国の地では相談できる相手もなかなかいないですし、辛い状況から抜け出すのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、文字通り「ホリデー」だけでなく
「必ず何か目的を持って渡航する」
のを、心からおすすめします。
目的は仕事でなくてもいいです。現地での出会いでも何でもいい。
「自分は何のためにここに来たんだっけ?」
という目的があれば、病んだとき立ち直れると思うんです。
例えそれが
「大好きな国でゆっくりのんびり過ごしたい」
という目的であってもいい。
それが本気の目的なら、目的を達成するために落ち込んでいる場合じゃないですよね。
働けば自然に人との繋がりができる
ワーホリ中働くことは必須ではありませんが、働けば、人と繋がることができます。
私自身、現地就職はしていないものの、このブログやYouTube、SNSを通じてフォロワーの皆様と繋がっています。
おかげさまで、励ましの言葉を頂くことも多く、様々な場面で助けられています。
また、YouTubeの撮影を通じて、現地の方との繋がりもできました。
自然に人との繋がりを作ってくれるものでもあります。
「現地で心地よく過ごすための一手段」
として試しに働いてみるのも、悪くないと思いますよ!