こんにちは、ポーランド滞在中のゆきみん(@yukimin_jp)です。
ポーランドへ来て約3ヶ月。
ワルシャワ・グダニスク・ウッチと、エアビーの家を借りながら移動してきました。
今回は、私がウッチの滞在先で感じたこと、そして後悔したことについて、正直にお話したいと思います。
エアビーでは、ほぼホームステイ状態になることがあります。
今回私がウッチで滞在した家のホストは、私の親世代のご夫婦でした。
家の間取りは、
- リビング&キッチンスペース
- トイレ&シャワースペース
- ご夫婦の寝室
- 貸し出し用の部屋(私の部屋)
という構成。
おそらくお子さんが巣立ったので、余った部屋を貸し出しているのだと思います。
「ホスト+ゲストが一人だけ」のパターン
これまでにも「共有スペースあり」の家にはお世話になった経験がありました。
では、今回の家は何が違うかというと…。
そう、ゲストが私一人だけなんです。
キッチンやトイレを共有する家は、部屋が複数あることがほとんど。
そして私のように数週間〜1ヶ月単位で長期滞在するゲストは珍しく、やってくるゲストも入れ替わり立ち替わり、その組み合わせはほぼ毎日変わるのです。
また、ホストが一緒に住んでいないパターンも多い。
複数のゲストとの共同タイプであっても、ホスト自身は掃除をしにくるだけ…ということがよくあります。
ですので、ご夫婦+私で一つ屋根の下で暮らすというのは、実質ホームステイをしているような感じでした。
内向的な私、時にはトイレすら我慢してしまった
ホストのご夫婦は、とっても規則正しい生活を送っていました。
- 7:00 起床
- 8:30 家を出て職場へ
- 12:00 家へ戻って昼食
- 17:30 帰宅、ティータイム
- 19:00 夕ご飯
- 22:00 就寝
驚くほど、このタイムスケジュール通りに生活されていました。
おかげで、ふだん不規則な生活を送っている私も、自然に同じような生活リズムに。笑
帰宅後に課外活動や映画を観に行ったりと、お出かけされている日もありました。
が、基本的にはリビングルームでゆっくり過ごされていました。
ホストとの距離感がつかめない!今、声かけるべき?
このスケジュールを見ていただくとお分かりいただけると思いますが、ホストが家にいる時間がかなり長いんですね。
特に夜の時間帯はずっと一緒。
日によっては在宅勤務をされていて(ポーランドではかなり一般的っぽい)、一日中家にいらっしゃることもありました。
ゲストが複数人いるような家では、ゲスト同士は軽く挨拶するだけで、お互いドライに接することがほとんど。
ただし今回はゲストは私一人、そして2週間というまあまあ長期の滞在だったので、距離感をつかむのに時間がかかりました…。
今思えば、距離感なんて縮まれば縮まるほど良いに決まっているのですが…。
その時は自分自身の内向的な性格が先立ってしまい、なかなか自分からコミュニケーションを取りに行けませんでした。
そして問題はトイレ。
トイレに行くには、リビングルームを通って行く必要があったんです。
これは言い訳ですが…。
夜、ご夫婦がリビングルームのソファで、「ただただ肩を寄せ合ってじっとしている」という場面がよくありました(笑)。
そんな空気感の中トイレに行くって、なんだか気まずくて(笑)。
”Hi”くらいは言うべきなのか、それとも邪魔しないようにすべきか…。
本当に馬鹿らしいのですが、色々考え過ぎてしまって、時にはトイレを我慢してしまったり。
ひどいですね。笑
「今日何した?」「どこに行った?」
くらいの軽い会話を1日5分ほどするだけの日々が続きました。
リビングルームでずっと一緒に過ごしても、もちろんOKなんです。
なのに私は、ずっと部屋に引きこもっていました。
痺れを切らしたホストがお茶に誘ってくれた。笑
そんな私を見かねて、ある晩ホストがティータイムに誘ってくれました。
通るのすら躊躇していたリビングルームで、ご夫婦と私の3人でポーランドや日本の文化、仕事のことや社会に関して考えていること、たくさん話しました。
言葉の壁を乗り越える手段は色々ある。
もちろん私はポーランド語がほとんど分かりません。
ポーランド人も、ご夫婦世代になると英語が流暢に話せる方は少ないです。
ですので、お互いに拙い英語で、Google翻訳を使いながら、一生懸命話しました。
「言葉が通じない」というのは、もうこの時代言い訳になってしまいますね。
便利なツールがたくさんあります。
ホストのお二人は言うなれば「とても文化的な方」。
興味深いお話をたくさん聞かせていただき、
「どうしてもっと早い段階でコミュニケーションを取らなかったんだろう…」
とすごく後悔しました。
そう、お茶に誘っていただいた日は、もう残り3日というタイミングだったんです。
翌日は一緒に朝ランして、手作りのごはんもいただいた。
ということで、翌日の朝一緒にジョギングに。
朝が弱い私からすると、朝からジョギングなんて超高尚なイベント!笑
30分くらいまったりジョギングしながら、街のローカル情報も色々教えていただきました。
そしてジョギングから戻ってお昼まで部屋で過ごしていると、
「よかったらこれ食べる?」
と、手作りのポーランド料理を持ってきてくれました。
実はしばらく自炊をサボっていた(キッチンを使うのをためらってしまった)ので、手作りのおいしさが本当に沁みました…。
ホストからローカル情報を教わったり、時には現地の手作り料理まで。
こうした経験は、完全に貸切の家や、ゲスト複数人の家ではなかなか叶わないですよね。
とても貴重な経験をさせていただきました。
ホストとの共同生活は、なるべく早く打ち解けよう!
ということで、ほぼホームステイ状態になるような家に滞在するのであれば、なるべく早い段階で打ち解けて仲良くなりましょう!
もちろん最初はお互い初対面で緊張するでしょう。
時にはトイレを我慢してしまうことも…無いとは言い切れません。笑
ですが、打ち解けてしまえば、エアビーならではの経験ができます。
完全に貸切の家に比べて、共同タイプの方が料金が安いというメリットもあります。
airbnbで滞在される際には、ぜひこちらのクーポンをご使用くださいね。
【airbnb専用割引クーポン】
https://www.airbnb.jp/c/yukimit8
約4000円分の割引が使えます!
そして私にも約2000円分の割引クーポンが入ります。
豪華なホテルもいいですが、現地の生活感が味わえるエアビー、とってもおすすめです!
反省を活かし、自分の生活しやすい環境を整える
現在私はワルシャワで、またもや若いカップルと共同生活をしております。
部屋に引きこもってしまった反省を活かし、今は特に意味もなくリビングルームに居座ったりしています。笑
もちろんキッチンも使いますし、時には一緒にYouTubeで日本のアニメを見たり。
(ポーランドの若い世代が秘密のアッコちゃん知ってるなんて、衝撃でした)
ひとり旅では、誰とも話さない期間が続きがち。
そうなると、精神的に落ち込んで何も手につかない状態になることもあるんですよね。
そんな状態から脱出するには、やはり誰かと話すことが一番手っ取り早いと思います。
(実は先日、久しぶりにYouTubeを撮影しようとしたら顔の筋肉がこわばっていて、全然うまく話せず。何度も撮り直しました。笑)
内向的で引きこもりがちな方こそ、ぜひ共同タイプの家を借りて、新しい出会いを楽しんでくださいね!
ポーランド人の生活から学んだこと。
こちらのご夫婦に学んだことをはじめ、これまで出会ったポーランド人の生活から学んだことをお話しました!
お時間のあるときにぜひご覧ください。