コラム

何でもかんでも、打ち明けりゃいいってもんじゃない

何でもかんでも、打ち明けりゃいいってもんじゃない

 

最近の世の中は

「思い切って打ち明けること」

を賞賛し過ぎな気が、私はしています。

 

有名人が自らが抱える問題を打ち明け、社会に大きな影響を与えるところを見かけると

「世の中は良い方向に向かっているな」

と思うんだけど、でもこれを全員が真似すれば良いのかというと、私はそうじゃないと思います。

 

もちろん「言わない方がいい」なんて思ってないし、打ち明けたら本人的に楽になるのであれば、それは言った方がいい。

誰かの助けになるのであれば、と強い心で打ち明ける勇気があるなら、それも素晴らしいこと。

 

でも「無理に」告白するとなると、話がまったく違うと思うんです。

 

言いたくないけど、無理にでも言う。

きっとそこには「少しでも多くの人に認められたい」という思いが根底にあるんだと思います。

でも悲しいことに、打ち明けたところでかえって自分を傷つけてしまう場合って、結構多い。

 

 

伝えるというのは本来、どれだけ表情や声や言葉を駆使しても100%に到達しないものです。

私はブログやYouTubeをやっていますが、伝えるのがマジで最高に超難し過ぎて、たまに何やってるか自分で分からなくなることもあります(?)。

それでもやっぱり伝えることを諦めたくないから、決して伝わることに期待せずに(30%でも伝われば奇跡!)、できる範囲でやっています。

 

 

この「できる範囲」というのがポイントだと思っていて、ここを「なんでもかんでも話す」にしてしまうと、おそらく個人のレベルを超えてしまいます。

 

一億総情報発信時代と言われる今、自分の生き方や考え方をコンテンツにして生計を立てる人も増えてきました。

私もその一人といえば、そうなのかもしれません。

 

でも、「これ以上話したら自分が消耗するだけ」という線は、はっきり決めています。

家族や恋人、友人に伝えるのだってそう上手くはいかないもの。

ネット上で伝えるというのは、どれだけひん曲がった解釈をされても仕方がないと思えるくらいの覚悟がないとなかなか難しいと思います。

 

 

ネットで活動を始めた当初は、どこを超えたら<やりがい>が<消耗>に変わるかが、上手く線引きできていませんでした。

「あれ、ちょっと違うなあ」

という違和感を重ねるうちに、だんだん分かってきた気がします。

 

思い切って自分の内の部分をバッと打ち明ければ、確かに人の目を引くことはできるでしょう。

でも、どう解釈されるかなんて分かりません。

言わなければよかったと、後悔することになるかもしれない。

 

いいねの数とかフォロワーの数とか、たった数万円のお金のために、自分を犠牲にしないように。

みんなも私も気をつけましょうねん。

 

 

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ゆきみん
ゆきみん
大手メーカーを4年で退職、「会社辞めても楽しく暮らしていけるよ!」をお伝えしたくて、ブログを書いています。