こんにちは、ゆきみん(@yukimin_jp)です。
国内メーカーに4年勤務し2019年に退職、現在はブログで生きています。
この記事では
- 会社辞めたい
- でも辞められない
とお悩みの方に、前に進むための勇気をくれる本を一冊ご紹介します。
会社辞めたいけど辞められないあなたに読んでほしい、たった一冊の本
会社辞めたいけど辞められないのは、腐りかけのチーズにすがりついてるからです。
「え?チーズ??」
と思った方もいらっしゃるかもですが、
この本に出てくるチーズのことを指してます。
全世界で累計2800万人に読み継がれているベストセラーですが、特に
- 変化を恐れている人
- 挑戦したいけど勇気が出ない人
- 行動するタイミングに悩んでる人
にオススメの一冊です!
今日はこの本の内容を参考にしながら、私の経験談を交えて「変化を恐れず自分から行動していこ」って話をしたいと思います。
会社を辞めたいあなたに「チーズはどこへ消えた?」が教えてくれること
「チーズはどこへ消えた?」を超簡約すると、それぞれ性格の違う2匹のネズミと2人の小人が、迷路の中でチーズを探す話。
この話から、私たちは実に多くのことを学べます。
物語の序盤はそれぞれチーズを手に入れて毎日お腹いっぱい食べる…という平和な話なのですが、次第に状況は変わっていきます。
もちろん子ども向けの本ではないので、迷路とチーズはそれぞれ
チーズ | 迷路 |
人生で求める大切なもの 財産、地位、愛情、自由 |
探す場所 家庭、会社 |
こういったことを表しています。
で、「会社辞めたいけど辞められない」ってのをこれにあてはめるとすごくシンプルなんですよ。
会社で働くというのはつまり、
チーズ(財産や地位など)を、迷路(会社)で探す
ということですよね。
会社辞めたい!って思ってるとしたら、大切なものを探す場所に違和感を覚えているということ。
「もっと違う場所でチーズを探した方がいいんじゃないか??」
「その方が効率がいいんじゃないか??」
そんな風に感じてるってことです。
でも、そんな簡単に場所を変えられるわけではありません。
「この迷路にいればある程度のチーズは毎日食べられるし…」
「探し方のノウハウも分かってるし…」
こう考えて、なかなか他の場所に移動できないんです。
そんな複雑な気持ちで悩んでる方もいるはず。
物語の中では、日が経つにつれ状況が深刻化します。
ある日チーズが大量に積まれていたいつもの場所から、ごっそりチーズがなくなってしまうんです!!
ひゃー。
急なことに全員驚きますが、その後の行動が違いました。
- すぐにチーズを探しに出かける者
- しばらくして現実を受け入れる者
- 「何かの間違いだ」とその場を離れない者
なんと最後の人に関しては、飢え死にしそうになってもその場を離れようとしません。
やばくないですか??笑
どんだけだよ!
飢え死にしそうになってるのに、
「いつかチーズは戻ってくる」
と根拠のない希望を語ったかと思えば、
「チーズは誰かが盗んだんだ!犯人を見つけないと!」
と叫び出す始末…。
飢え死にするよ!?
早くチーズ探せよー!!!
って感じなんですけど、仲間に説得されてもその場を離れないんですよ。
超頑固なんです。
彼が最後どうなったか結末は書かれていないのですが…。
ギリギリの状態になってチーズを探しはじめたとしても、見つける頃にはそのチーズも腐ってるでしょうね…。
飢え死にしそうになってもその場を離れないなんて、本を読んでる限り
「へなちょこやな〜」
と思うかもですが、これ、現実世界ではよくあることです。
「会社辞めたいけど辞められない」
とかまさにそうですね。
「会社にいれば、ある程度お金は入るし世間体も問題ない」
「慣れ親しんだ場所をわざわざ離れて、失敗したら最悪だ」
ってふつうは考えると思います。
私たちは基本的に変化が嫌いです。
自ら変化していくのが怖くて仕方ない。
でもそれで変化するのをためらっていたら、逆に周りが変化したときに大変なことになります。(チーズが急になくなった!)
変化すれば、より良いチーズを見つけられる
本の中で
「変化は、災難に見えても結局は天の恵みだった。よりよいチーズをみつけるよう仕向けてくれたのだから。」
という文があるのですが、これは本当にそうだなあと思います。
私は1年ほど前に会社を辞めて海外生活を開始しました。
自分の意思とは言えど、なかなかうまくいかないことが多く、恥ずかしながら毎日感情がジェットコースター状態(笑)。
でもそんな日々を経て変化を受け入れ、まさによりよいチーズを見つけることができました。
勤めていた会社は世間的に良いとされる会社だったし、それなりに給料ももらえました。
私はそれが、自分にとってのチーズだと思ってたんですね。
でも変化を受け入れたことで、自分が求めてたチーズは違うものだったと気付きました。
なんなら「チーズは自分で作らないといけないものなのかもな〜」とも思ってます。
会社を辞めたいけど辞められないのは、腐りかけのチーズにすがりついてるから
「会社辞めたいけど辞められない」
っていうのは、この本の設定を借りて言うと
「腐りかけのチーズにすがりついてる状態」です。
自分が求めるものは他にあると気付いているのに、慣れ親しんだ場所をどうしても離れられないんです。
でも本当は、チーズが腐ったり急になくなったりする前にその場を離れ、新しい場所にチーズを探しにいくべきなんですよね。
それに気付けたら、なるべく早い段階で行動するのがいいと思います!
この本は1時間もあれば十分読めますが、とても考えさせられ、次の一歩を踏み出す勇気を与えてくれます。
今回はかなりザックリしたあらすじしか紹介しなかったので、気になる方はぜひ本編を読んでみてください。
このブログでは他にも私自身が会社で悩んだ経験、辞めるときにあーだこーだ考えたことについて記事を書いているので、ぜひご参考いただければと思います!
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