仕事には大きく、
- こなす仕事
- 作る仕事
この2つの種類があります。
で、
- 今どちらの仕事をしているのか?
- どちらの比重が大きいのか?
- どっちが好き?嫌い?得意?苦手?
といったことを把握しておくのはかなり重要!!
特に
- フリーランスとして独立したい
- 副業で個人での仕事をしていきたい
と考えている方であれば、すごく意識するべきポイントだと思います。
なぜならフリーランスとして独立すれば、
「作る仕事」
の方が必然的に多くなるからです。
自分で仕事を作るのは最高に面白い!「こなす仕事」から抜け出そう
仕事は、
- こなす仕事
- 作る仕事
大きくこの2種類に分けられます。
「こなす仕事」ってこんな感じ
「こなす仕事」とは、例えば
- 規則通りやれば必ず達成できる仕事
- AI(ロボット)でも問題なくできる仕事
- 資料作りなど「作業」といえる仕事
こんな感じですね!
あ、間違ってもこれらが「ダメな仕事」だというわけではありません!
特に
「規則通りやれば必ず達成できる仕事」
なんて、これを得意としている方もいるでしょう。
(私はすごく苦手で、会社員時代かなり苦労しました…)
「人間にしかない正確さ」みたいなものが求められている場合も少なくありません。
ただ、
「フリーランスとして独立して仕事をする」
のであれば、必然的に
「こなす仕事」
を求められる機会は少なくなります。
これは私が会社を辞めてから強く実感していることです。
例えば「ぬいぐるみ」を作って欲しい会社があったとしますね。
んで、その会社がフリーランサー(個人)に、
「生地と製図を渡すので、来週までに20個納品お願いします!」
と依頼するかというと…
…しませんよね。
なぜなら、下請けの会社に作ってもらった方が早くて確実&単価も安いからです。
工場でじゃんじゃん作った方が効率的ですよね。
どちらかというと、個人が必要とされるのは
「ぬいぐるみのデザインをする」
こっちの方の仕事です。
誰でも思いつきそうなデザインではなく
「〇〇さんがデザインするぬいぐるみがいい!」
といった場合に、特定の個人に依頼が来ることになります。
「自分で仕事を作る」とは
「自分で仕事を作る」
というのは、
「ぬいぐるみのデザインをする」
より、さらに大元の仕事を作ることです。
例えば、
幼少期の服をリメイクしてぬいぐるみを作るお店
を始めるとかね!
規模が大きくなれば、立派なビジネスになるでしょう。
「この世にまだない仕事」や「自分にしかできない仕事」を作る。
それが
「自分で仕事を作る」
ということです。
「自分で仕事を作る」人の中には素晴らしい方がたくさんいますが…
例えば、
「葉っぱビジネス」
を考案した横石知二さんなんて本当にスゴイ方です。
本や映画にもなっているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
農協職員だった横石さんは、山で採れる葉っぱを料理の「つまもの」として販売することを発案します。
「つまもの」とは、料理にあしらう四季折々の草木や花々のこと。
70〜80代のおばあちゃんたちが、料理屋が注文した葉っぱの枚数をパソコンで確認し、山まで採りに行くんです。
なんとこれが年商2億円以上のビッグビジネスに成長!
過疎化していた町はうるおいを取り戻し、人口増加を記録するまでになりました。
ここでいう「こなす仕事」をしているのは、山で葉っぱを集めるおばあちゃんたち。
そして言うまでもなく、横石さんは「仕事を作る人」です。
「自分にしかできない仕事」を始めてみよう
ただ正直、「葉っぱビジネス」レベルのことって誰でもすぐにできることではないと思います。
葉っぱビジネスのアイデアも、横石さんが長い間悩み、試行錯誤した中で生まれたもの。
努力やセンスはもちろん、勇気だって必要です。
高級料理店にいきなり
「葉っぱを買ってください!」
って頭を下げに行くなんて、相当勇気がなかったらできませんよね。
ただ実際問題、独立して仕事をするなら
「こなす仕事」
はあまり求められません。
求められるのは
「あなただからできる仕事」
です。
単純作業や誰でもできる仕事なら、下請け会社や工場に発注した方が早くて確実ですからね!
でも、だからといって
「自分には独立なんて無理なんだ…」
なんて思わないでください!
葉っぱビジネスのように
「この世にまだない仕事」
を作るのは確かに難易度高いです。
でも、
自分にしかできない仕事を作る
なら、どうでしょう?
できそうな気がしませんか?
例えばブログやYouTubeでの情報発信ですね。
これは十分
「自分にしかできない仕事」
です!
これまでの経験を元に、自分が提供できる価値をどんどん発信していきましょう!
他には例えば
「料理のレシピを考える」
とかも、
「自分にしかできない仕事」
にあたりますね!
「絶品カレーを作る山田さん」
がいたとします。
山田さんのレシピがネットで話題になったら、
【山田さんちのカレーレシピ集】
になってレシピ本が発売されたり、時には
【温めるだけ!山田さんちの絶品カレー】
みたいな感じで、レトルト食品として発売されたりします。
【山田さんコラボカレーパン】
として商品化されて、コンビニに並ぶことだって考えられますよね!
でも、そのオリジナルのカレーの材料やスパイスの調合を考案するのは…
もちろん世界でたった1人しかいない「山田さん」です。
せっかく個人で仕事をするなら、
「誰にでもできる仕事をただこなす」
のではなく、
自分にしかできない仕事を作る
これを意識してみてください!
きっと
「仕事はこなすより作る方が楽しい!」
と、ご自身でも思うはずです。
(独立を考える人は、ほぼみんなそうじゃないかな?)
会社員時代は「こなす仕事」しかしていなかった
私は会社員時代、仕事が大っ嫌いでした。
そう、嫌いだった…(噛み締めてる)。
「やりがい」
みたいなものを感じたのは、時間にして計5分くらいだと思います。笑
決められたことを指示通りにやるのが単純に苦手なのと、
「これ私じゃなくてもできるやん!」
と、少々ひねくれた気持ちがあったからです。笑
でも…今は
仕事がめちゃくちゃ楽しいです。
「これ仕事って呼んでもいいの…?」
ってくらい!!
この変化の理由は、
「自分にしかできないことを仕事にする面白さを知ったから」
だと思います。
「私は仕事が嫌いなんじゃなくて、ただ仕事をこなすのが嫌いなだけだった」
ということに気付きました。
今の私は、むしろ仕事が大好きです。
「人生における面白くて大切な活動の1つ」
だと思っています。
もちろん会社にいたって、
- 自分にしかできない仕事
- まだこの世にない仕事
を作り出すことは可能です。
使えるお金だって、個人に比べて会社は膨大にありますからね!
ただ、会社で仕事を作るとなると組織を動かす力やまとめる力が必要。
これができないと、正直会社で「仕事を作る」のってめちゃくちゃ難しいと思います。
私が勤めていた会社は年功序列制が根強く、先輩たちを見ていても
「思い通りに仕事するのに、一体何年かかるんやろか…」
って感じで
正直「待ってられないな〜」と…
…いや、それ以前に私に「組織を動かす」なんてできないな!笑
とはいえ、
ただ上司の指示通りに
- 無駄だと分かっている資料を作ったり
- 誰でも代わりがきく仕事をしたり
こうしたことを淡々とこなすのが本当に苦痛でした。
ちなみに会社で
「仕事がないなら作れ!」
と言われて必要のない資料を作ったりするのは、
「仕事を作る」
には含まれません!
不必要な資料を作ったりする仕事は、どちらかというと減れば減るほどいい仕事です。
無理に作らなくても大丈夫!
会社で仕事を作る、というのは
- 会社の資産や知的財産を使って
- 世の中にまだない価値を生み出す
ってことだと思います。
それを会社のメンバーを巻き込んでやるわけですね。
規模的に大きなことができたり、多くの人に協力してもらえたり。
会社には会社のメリットがあります。
なので
「仕事は個人で作る方がいい!」
といったように、カンタンに比べられるものではありません。
ただ、
- こなす仕事が苦手、好きではない
- 組織を動かす、人を動かすのが苦手
なら、個人として仕事を作る方法を考えるのもアリ!
やれることの規模や動かせるお金は小さいかもしれませんが…
それでもストレス最小限で(←これめっちゃ大事!笑)
自分で仕事を作ることができます。
小さなことから、本当に少しずつでいいので
「自分にしかできない仕事を作るにはどうすればいいか」
を考えてみてください!
個人での仕事の方向性や、情報発信の方法で悩んでいる方は私に相談していただいても大丈夫です!
このブログでは他にも「働きかた」「個人の情報発信」に関する記事を書いているので、気になる記事からぜひご参考いただければと思います!
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