今年のクリスマスは、家族や恋人、お世話になっている方へ、絵本をプレゼントしませんか?
私が実際に読んで、良いと思った絵本をご紹介します。
将来を考える恋人に贈りたい「賢者のおくりもの」
短編の名手、オー・ヘンリーの代表作。
若くして夫婦になったジムとデラは、貧しくも互いを愛して暮らしていました。
クリスマスの前日、デラは自慢の美しい髪を切ってかつら屋に売ってしまい…
心洗われる美しい物語です。
おしゃれな女性の先輩におすすめ「くるみわり人形」
バレエの演目としても有名な、くるみわり人形のお話。
実はちゃんと読んだことがないという方も多いと思います。
たくさんある「くるみわり人形」の中でも、あたたかい絵が素敵なこちらがおすすめ。
小ネタ好きに贈りたい「クリスマスのまえのよる」
この絵本に書かれているのは、200年近く前に生まれた詩。
サンタクロース像の元になっていると言われています。
こちらの絵本は、多くの出版社から販売されている中でも、ちょっと特別。
50年以上前のアメリカで、プレゼントを入れる靴下に入るようにデザインされたんですよ。
北欧好きにおすすめ「モミの木」
アンデルセン童話の名作『モミの木』が描かれた絵本。
布貼りの表紙に金箔押しの表紙がなんとも素敵。
絵はすべてマリメッコのデザイナーが担当したそうですよ。
テキスタイル中心の、北欧好きにはたまらない一冊です。
ビジネスマンに贈りたい「サンタクロースっているんでしょうか」
1897年にニューヨークの新聞社で書かれた社説をもとにした、心温まるお話。
新聞社に、ある日バージニアという女の子から手紙が届きます。
「サンタクロースって、ほんとうにいるんでしょうか?」
ディズニーファンには「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」
ティム・バートン原案のディズニーアニメ映画。
ティムバートンによって描かれた元の絵で見ると、映画で観るのとはまた一味違って良いんです。
ちょいワル系に贈りたい「クリスマスのあくま」
クリスマスなのに「悪いこと」をしなければいけないあくまの子。
そこに現れたのが、ちょいワル系サンタさんです。笑
よくあるサンタクロースのイメージとは違い、ストーリーも独特。
無難にいきたいなら「ゆきだるま」
世界的に有名なイギリスの絵本作家、レイモンド・ブリッグズの「ゆきだるま」。
「スノーマン」の愛称で、様々なグッズ展開もされているほど人気です。
少年が作ったゆきだるまが動き出し…。
メルヘンチックですが、ストーリーは意外にもしっかりしていて、切なさも感じる作品です。
ひとりを愛する方に贈りたい「トムテ」
「トムテ」は、スウェーデンで「農家や仕事場に住んでいる小人」という意味。
そんなトムテの孤独を感じさせる言葉が、一つひとつ心に沁みます。
本嫌いの方にも贈りたい「天使のクリスマス」
こちらの絵本、文字が一切ないんです。
煙突のない家にすむ子どもたちには、どのようにプレゼントを渡すのか?
その秘密が、素敵な絵とともに解き明かされます。
寒がりさんには「さむがりやのサンタ」
こま割で、マンガ風に寒がりのサンタのクリスマスの一日を描いた絵本。
寒がりであれば、「自分と一緒だ」と共感するポイントがたくさん。
思わず笑ってしまう作品です。
歴史好きに贈りたい「クリスマスものがたり」
イエスの生誕から、ヘロデ王が亡くなりナザレへ戻るまでを語ったクリスマス絵本。
人物についてはもちろん、衣装や背景に渡って、しっかり伝承に沿った内容です。
伊坂幸太郎ファンには「クリスマスを探偵と」
大学生の時、伊坂幸太郎が初めて書いた小説が絵本となってリニューアル。
小説は読んだことがある方でも、絵本を手にとったことはないのでは?
伏線の張り方はもちろん、伊坂エッセンスがたっぷりの、心なごむ作品です。
旅好きなあの人へ「クリスマスツリー」
カナダ、スイス、チェコなどのクリスマスツリーを中心とした写真の本。
意味や作り方も書かれていて、家にいながら旅している気分になれる一冊です。
インテリア好きに贈りたい「ふゆ」
イタリアで出版された絵本。
文字が少なく、テキスタイルデザインで描かれたシンプルな一冊は、広げて冬のインテリアにするのにもぴったりです。
甘いものを贈るならこちらがおすすめ!