こんにちは、ゆきみん(@yukimin_jp)です。
この記事では
- 翻訳本(海外の本)に興味はあるけど
- 翻訳された日本語が読みにくい!最後まで読めない!
とお悩みの方に、むしろ翻訳本が読みたくなる話をしたいと思います。
翻訳本は読みにくいなんて言ってる場合じゃない!翻訳本こそ積極的に読むべき理由
「翻訳本の日本語は違和感があって読みにくい、どうも受け付けない!」
この気持ち、めちゃくちゃ分かります…。
私もほんとつい最近まで翻訳本がすごく苦手でした。
どれだけ面白そうな本でも「日本語で書かれた本じゃない」という理由だけでアウト。
ですが、最近とあることをきっかけに翻訳本を手当たり次第に読んだところ、
「今までどれだけ損してたんだ…」
と、泣きたい気持ちになりました。
ということで、翻訳本が大嫌いだった私が翻訳本を大量に読むようになって、どう考え方が変わったのか?をシェアしたいと思います。
わざわざ翻訳する本は高確率で良本
出版社が本を売るときって、当たり前ですが「ちゃんと売れるかどうか」をめちゃくちゃ気にします。
翻訳者まで雇って作った本が全然売れなかったら、大変なことになりますからね。
で、売れるかどうかどうやって判断するかというと…?
そうです。
「そもそも海外でちゃんと売れた本かどうか」ってのをがっつり調査するんですね。
もちろん売れ行きの予想を立てるためでもありますが、
- 2020年全米で一番売れた本
- フランスで5年以上ベストセラー
こんなキャッチコピーが帯についてたら、思わず手に取りたくなりませんか?
それを狙ってるのも大きいです。
てなわけで、出版社は何でもかんでも海外の本を翻訳してるわけではないんですよ。
ちゃんと評価を得ている本・実績のある本を厳選し、その上で翻訳して売ってるわけですね。
例えば
この本は
- 200万部超のベストセラー!27カ国で翻訳された名著
という実績がありますね。
日本でも第3版が出るほど、売れに売れている本です。
私もめちゃくちゃお気に入りで、何回も読み返してます。
もうね、読んでて心臓がウッってなるくらい面白いです(伝われ)。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
この本に関しては
- 「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」―ビル・ゲイツ
- 「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」―バラク・オバマ元アメリカ大統領
と著名人が絶賛していますね。
いわば鳴り物入りで日本に輸入された本です。
ビル・ゲイツなんて、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち希望者全員にこの本をプレゼントしたらしいですよ!
やっぱりわざわざ翻訳する本ってのは「翻訳する価値がある本」だから翻訳されてるわけです。
出版社も「なんだか良さそうだな〜売れそうじゃね??」みたいな感覚だけで本を作ってたら、採算が取れませんからね。笑
というわけで、翻訳本って高確率で良本なんです。
日本語の違和感を気にするより論旨を追うべし
翻訳本ってどうしても「日本語の違和感」が気になっちゃって、それでなかなか読み進められないって方多いと思うんですよ。
私もまさにそんな感じで、細かい表現とか
「いやこれはないだろww」
みたいな言い回しにいちいち反応して(失礼)
結局読めずに脱落…ってことがよくありました(自業自得)。
翻訳者はなるべく原著に近い状態で翻訳しようと努力する。
かといって言語間には違いがあるので、違和感はどうしても出てきます。
硬い表現になってたり、主語述語の並びに変な感じがするのは仕方ないことなんですよね。
もし何か外国語を勉強しているなら、実際に少し翻訳してみるとこの気持ちがよく分かると思います。
頭の中で「なんとなくこんな意味だろう」って考えるのと、実際に本を出版するつもりで翻訳するのとでは、難易度に天と地の差があります。
…とまあ、そんな事情がある中で
「翻訳本は読みにくいから読まない!」
って決め込んでしまうのは、めちゃくちゃもったいないです。
世界でベストセラーになってる良本を、わざわざ日本語に翻訳してくれてるんだから!
ありがたくその恩恵は受け取ればいいと思います。
違和感を気にしないためには、敢えて「読み込まないこと」をオススメします。
いわゆる「精読」をしないってことですね。
もちろん日本文学を読むときには文章表現をじっくり味わえばいいと思います。
一方で海外のビジネス本や自己啓発系の本を読むときには、言葉の使い方がどうこうといったことよりもとにかく論旨を追うのが大事。
「こうでこうで、こうだからこう!」
これを理解するだけでも、その本を読む価値は十分あります。
例えば、2019年時点で2800万部を超えるベストセラーになっているこちらの本。
「登場人物の話し方が若干キザっぽいな〜」
「こんな言い回し日本では使わないでしょ!」
みたいな気になる点はすこーしだけありますが
でもそれってこの本の一番大事なところじゃないんですよね。
一番大事なのは文章表現の部分じゃなくて、
「こうでこうで、こうだからこう!」
といった論旨です。
翻訳本は表現や言い回しを気にしすぎず、論旨を追いましょう!
翻訳本を大量に読むようになったきっかけ
かつて翻訳本を避けてた私が大量に読むようになったきっかけは、ズバリKindle Unlimitedに加入したからです。
月額読み放題なので、読めば読むほどおトクなんですよね。
なのでケチ精神を発揮して「読めるだけ読んだろ!」と…。笑
それで無料の翻訳本を読み倒してるうちに、抵抗感がなくなりました。
今ではむしろ日本語で書かれた本を読む方が少ないかも!
Kindle Unlimitedは有名な翻訳本のラインナップも豊富なので、一度のぞいてみてください。
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