こう、人それぞれ「人生のポリシー」みたいなのがあると思うんですけど
私の中で一番大切にしているポリシーは
「意味のない苦労を見抜き、意味ある苦労に全力を捧げる。」
ってことです。
これまでの人生を振り返ってみても、
「このポリシーに従ってなかったらマジで破滅してたな」
ってことが結構あるんですよね…
意味のない苦労を見抜くのは簡単なことではない
「意味のない苦労を見抜く」
って、実はめちゃくちゃ難しいことです。
例えば「上司の機嫌をとる」とかね!
「上司の機嫌とるのも仕事上必要なこと」
って意見もあるかもですが、まあ、普通に考えてコスパ悪いと思います。
自分の機嫌も自分でとれない赤ちゃん上司に構ってあげたところで、返ってくるものなんてたかがしれてます。
「苦労は買ってでもしろ」
みたいなのって、
「買う価値がある苦労なのか」
って前提がすっぽり抜けてる。
価値ある苦労かどうかは、自分でちゃんと見極めないといけないと思います。
そんなことに神経すり減らしてる時間があったら、会社のトイレで寝てる方が随分マシだし
自分の仕事サッサと終わらせて、早く家に帰って好きなことして過ごす方がよっぽどいい。
でもね、これが見抜けないことって結構多いんですよね〜。
かつての私もそうでした。
「会社員としてこんなの普通だよね」
みたいに考えてたし、周りの社員も同じようにしてましたから…
苦労には意味のあるものと意味のないものがあります。
例えば満員の通勤電車に乗る苦労とかも、個人的には「意味のない苦労」だと思います。
身動きが取れず文庫本一冊手にとれない状態で電車に揺られる行為は、人生にどんな意味をもたらしてくれるんでしょう??
そんな苦労をするのであれば、代わりに
「満員電車に乗る苦労をやめるためにはどうすればいいだろう?」
と悩む方が、よっぽど意味のある苦労だと思います。
通勤せずに稼ぐ方法考えるとか、在宅ワークできるように会社に掛け合うとかね!
素敵に見える苦労が、自分にとって意味のある苦労とは限らない
これは少し盲点ですが
「素敵に見える苦労が、自分にとって意味のある苦労とは限らない」
ってのも大事なポイントだと思います。
例えば最近の私で言うと、
「なんかプログラミングとか素敵じゃね…?」
って思った時期があったんですよね。笑
最近副業とかでプログラミングやる人増えてきてるし、自分も基本的な知識くらい持ってた方がいいかなあ、みたいな。
そういうの超苦手だし全然好きじゃないのに…
で、落ち着いて考えたら
「あ、自分には意味のない苦労だワ…やめとこ」
ってなりました。
(もちろん私個人の場合です!)
「好きじゃない&見るからに苦手な分野」
より
「好き&得意な分野」
を深める方が、人生はきっと楽しい。
自分自身がプログラミングの知識を必要とするタイミングって、多分ブログでちょっと必要になるくらい…?
ですが、その「ちょっと」なら、ググればやり方いくらでも出てくるし
どうしても困ったら外注すればOKです。
他人が苦労してる姿ってめちゃくちゃ輝いて見えるし、
「プログラマーとかカッコいいな〜自分もやりたいかも…」
ってなりがちなんですけど
それが本当に
「自分にとって全力を捧げる意味のある苦労なのか」
ってのは、よく考えないとですよね。
人生の時間は有限だし、(特に私のような不器用な人間は)あれもこれもとやるわけにはいかないんです。
「意味のない苦労を見抜き、意味ある苦労に全力を捧げる。」
これをやっていくと、意味のない苦労に持っていかれたであろう時間やお金や体力を、全部「意味のある苦労」に捧げることができる。
これ、結構大きいです。
私もまだまだ見落としてる部分がありそうだな〜。
意味のない苦労は見つけ次第、容赦無く斬っていこうと思います。
んで、「意味のある苦労」にその分の労力を回す。
「意味のある苦労って何なの?」
については、そこまで難しく考えなくて良いと思います。
「自分が心から好きな活動を頑張る苦労」
はもちろん、
「大好きな家族のために手の込んだ料理を作る苦労」
もすごく意味ある苦労だと思う。
ま、そもそも苦労なんて無い人生が一番か!
やりたいこと頑張ったり、愛する家族に料理したり
それって苦労でも何でもないですもんね。笑
毎日を自分らしく生きること。心地良い環境に身を置くこと。他人の言葉に一喜一憂しないこと。意味のない苦労を見抜き、意味ある苦労に全力を捧げること。将来の心配で今を潰さないこと。簡単に手に入るものを手に入れないこと。拗ねたりひねくれたりしないこと。すべて一度に叶えようとしないこと。
— ゆきみん|yukimin (@yukimin_jp) November 20, 2020