この記事は
- ボリュームのある記事を書きたい
- でも数百文字で書き切ってしまう
と、長文のブログ記事が書けない!とお悩みの方に向けた内容です。
結論から言うと、ブログで長文が書けない理由は
- 読者の視点に十分立ててない
- 構成がしっかり考えられてない
- インプットが足りてない
こんな感じです。
これを1つずつ解決すれば、ブログで長文を書くのは難しくありません。
そもそも長文を書く必要はある?
大前提ですが、ガッツリ系の記事なら
ある程度の長文(3000文字〜)
は書いた方がいいです。
もちろん毎回3000文字以上書く必要なんてないし
長文であればあるほどいいわけでもありません。
ただし、
「これはブログの中でも大事な記事になるな〜」
と思う記事であればしっかり書きましょう!
文字数がすべてではないものの、
内容の充実度と文字数は比例することが多い
ので、一つの参考になると思います!
イメージとしては、
必要なことを簡潔に、内容ぎっしりで書く
こんな感じですね!
長文が書けない原因は3つ
ブログで長文が書けない原因は主に
- 読者の視点に十分立ててない
- 構成がしっかり考えられてない
- インプットが足りてない
ということが考えられます。
この3つを改善していけば、無理なく長文が書けるようになりますよ!
①読者の視点に立つ
読者の視点に立つ
これはブログ運営で一番大切なことでもありますが
長文を書く上でも重要なポイントです。
例えば、
「新しいカフェに行ってきた!」
という内容の記事を書くとしますね。
さて、何文字書けそうでしょう??
結論から言うと、5000文字は優に超える記事が書けます。
というか、逆に1000文字以内に収める方が不可能です。
「新しいカフェに行ってきた!」
「ケーキがおいしかった!
「おすすめです!」
これだけの内容なら、500文字で十分書けるでしょう。
でも、ブログは
「誰にも見せない日記」
ではありませんよね!
ブログにアクセスした人は、カフェについてなるべく多くの情報が欲しいはず。
もちろん、読者によって欲しい情報も異なりますよね。
- 旅行者やノマドワーカー
→電源が使える?
→wi-fiは使える? - 子どもを連れて行きたい人
→個室や座敷はある?
→通路はベビーカーが通れるくらい十分な幅がある? - デートで行きたい人
→雰囲気はどんな感じ? - アレルギーの心配がある人
→メニューにアレルギー表示はある? - 近くに勤める人
→お得なランチメニューはある?
こんな感じで、自分のブログの読者層を想定して書くのも◎。
もちろんこうした情報を箇条書きするだけでなく、
- 自分の感想
- 写真を使った説明
- 他のカフェとの比較
といった感じで、それぞれの項目を充実させていくといいですよ。
「自分だったらどんな情報が欲しいか」
をよく考えてみると、自然に手が動くはずです!
②事前に文章構成を考える
事前に文章構成を考える
構成を考えてから書けば、途中で
「もう書くことがない!」
と行き詰まることがありません。
逆に本当に書くことがない場合…
構成を考える段階で気付くはずです。
なので、
「途中まで書いて書き切れなかった…」
とならないためにも、最初に構成を考えるのはとても大事!
例えば
「会社を辞めても人生は楽しい」
という内容を書くとしますね。
ここで、
「会社辞めても人生は楽しい!!」
「辛かったら辞めてもいいよ!!」
とただ主張するだけではNGですよね。
これならTwitterでつぶやけば済みます。
ブログの記事として書くのであれば、まずはこんな感じで構成を考えましょう。
- 要点:会社辞めても人生は楽しい
- 理由:人生にはいろんな選択肢があるから
- 具体例:実際私も会社辞めてこんなふうに幸せ
- 要点(再喝):会社辞めても人生は楽しい
長文が書けないと悩んでいる場合、大半は
「要点」
だけを書こうとしてることが多いです。
「しっかり要点書いたのに300文字にしかならない!」
これは、要点以外の
「理由」
「具体例」
を書き込むことで解決します!
単純に計算しても、各項目(要点・理由・具体例・要点)をそれぞれ300文字で書いたとして
300×5=1500文字
にはなりますよね!
「できるだけ簡潔に要点伝える方がいいんじゃ?」
と思われるかもですが…
要点を伝えたいからといって、文字通り要点だけ書いても
誰も読んでくれません。
要点を伝えるにはその根拠や背景が大事
です。
ちなみに私がブログを書くときの時間配分は、
構成:執筆=8:2ぐらいのイメージ
です。
実際に手を動かすまでの方が時間をかけています。
「構成なんてめんどくさい!」
と、いきなり書きたくなる気持ちもすごく分かるのですが…
思いつくままに文章を書き始めると、
- 途中で何書いてるか分からなくなる
- 最後まで書き切れない
こうしたことが起きてしまいます。
「このテーマで書こう!」
と思い付いた内容も、実はただ自分の中でごちゃごちゃ考えてただけで…
記事にできるところまで整理できてない場合も。
自分の思考を整理する意味でも、構成を立ててから書くのはとても有効!
また、最初からきれいな完璧な文章を書く必要はありません。
書いては消し書いては消しの繰り返しになり、結局前に進みません。
構成だけでも、最後まで一度書き切って…
言葉や文章表現は、後からいくらでも足し引きすればOKです!
ブログの構成法についてはこちらの記事で詳しく書いています。
③インプットを増やす
ここまで解説した方法でも3000文字に到達しない場合…
もしかしたら少しインプットが足りてないかもしれません。
書く前に、まずは知識や新しい経験を増やしてみましょう!
書きたいネタのことをもっと調べたり、経験値を増やしたり…
書きたいテーマに関する本を一冊読むだけでも、書けることはグンと増えます!
「そんな時間ない!」
って方はAmazonオーディブルでながら読書をするのもオススメ。
信頼できる情報が得られるので、私は家事をしながら色々聴いています。
ちなみに1ヶ月無料で試せるので、もし継続する気にならなかったら1ヶ月後に解約すればOKです。
ちなみにインプットが足りないからといって、焦らなくてもOKですよ!
実際私がこうしたブログ運営の内容を書くようになったのは…
ブログを始めて2年経ち、いろいろ知見が深まったと感じてからです。
それまではまったく別のことを書いてました。
今までに経験してきたこと・長く続けていることからネタを持ってくるのも◎!
ブログ記事にするのは、経験や知識が増えてからでもOKです。
長文を書くためにおすすめの本
ブログで長文が書けない原因はもしかしたら
長文を書くことに慣れていないだけ
かもしれません。
文章力は筋力と似ているところがあり、鍛えたら鍛えた分だけ身に付くし
休んだら次第に衰えてしまいます。
なので最初から書けなくても、焦らなくていいんです!
その代わり、自分のペースでいいので
書き続けること
が大事!
特に、まだブログを始めたばかりであれば…
「長文が書けない」
とそこまで悩む必要はありません。
継続して書き続ければ、いつか長文を書くための筋力が付いていることに気付くはず!
少し近道したいなら、こちらの本もおすすめです。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
文章術の本の中でも特に人気がある本で、アマゾンの売れ筋本でいつも上位。
文章で何かを伝える際、最低限頭に入れておくべきことが書かれています。
これ1冊で文章術を完璧に学べるわけではないですが…
逆にここに書かれている内容を知らずにいくら上に知識を積み重ねても意味ないって感じですね!
20歳の自分に受けさせたい文章講義
タイトルは
「20歳の自分に」
ですが…
文章の基礎力を鍛えるという意味では、何歳の方であっても読んで損はない内容です。
特に、
話せるのに文章になると途端に書けない
とお悩みの方にオススメ!
同じ「伝える」という行為であっても…
「話す」のと「書く」のではまったく違うんですよね。
ちなみにこちらの本はオーディブルで無料視聴できます。
リンク先で検索してみてくださいね。
最初から長文が書けなくてもOK
最後に大事なことを!
長文が書けないと悩み過ぎると、次第に
「長文を書くのが目的」
になってしまう恐れがあります。
でもこれでは本末転倒です。
ブログ記事は、
書くべきことを書けば必然的に長くなる
ので、文字数を確認しながら書くなんてことはやめてくださいね!
文字数は記事を書き終わったときにチェックするくらいでいいと思います。
あまりに少なければ、
「まだ書けることあるかな?」
と考えればOK。多過ぎたら、
「無駄なこと書いちゃってないかな?」
と記事を読み直してみてください!
特にブログを始めて間もない頃は書くこと自体に慣れていないと思います。
ご自身のペースで大丈夫なので、徐々に書けるようにしていきましょう!
このブログでは他にもブログの運営に関する記事を書いているので、気になる記事からぜひ読んでいただければと思います。