この記事では、
「私が会社を辞めた1番の理由」
について書きたいと思います。
以前にも「会社を辞めた理由」の記事は書いたことがあるのですが
なんかゴニョゴニョ言っててはっきりしないので(笑)
今回はズバリ「会社を辞めたダントツ1番の理由」をお話ししてみようと思います。
ここらで会社を辞めた1番の理由を話します。
人間関係に疲れた、通勤が面倒、時間拘束が嫌、、、
もちろんこうした「よくある会社を辞める理由」は私にも当てはまっていました。
でも一番大きな理由はそんなんじゃありません。
一番の理由は、
「飽きたから」
です。
「飽きたから会社辞める?は?甘ったれんな」
って思われるかもですが
これが本当に、嘘偽りない一番の理由です。
会社を辞めるまでは、
「自分は飽きやすい性格だ」
なんて、1度も思ったことありませんでした。
むしろ自分のことを「飽きずに継続できる人間だ」と思ってたし、周りからもそう評価されることが多かったです。
「ゆきみんはずっと勉強やってて、ほんとエライよね」
みたいな…
でも、会社辞めようと決意した時、正直何もかもに飽きてました。
- 決まった時間に起きて会社に行って帰る
- テンプレ電話応対
- テンプレメール
- 似たようなことでムカつく
- 似たようなことで悩む
- メーカーならではの年間ルーティン(といっても4年だけど笑)
もう
「どんだけ同じこと繰り返したらええねん!」
みたいな。笑
もちろん若手だから任される仕事もたかが知れてましたが…
ただ上司や先輩を観察しても、何年先も同じようなことを繰り返している気がしてならなかったんです。
「取り組むプロジェクトが変われば飽きないでしょ?」
と思われるかもしれません。
でも、大手メーカー企業のプロジェクトなんてどれだけ小さくても3年がかりです。
…飽きますよ。笑
ベンチャーだと、もっとガンガン新しいことできそうですけどね。
私も最初からベンチャー企業に就職してたら、今も会社員やってたかもしれません。
(かも、です)
会社を辞めずに続けるには、飽きないようにすること
でもね、
「飽きたから会社辞める」
みたいなのって、もちろん全員に当てはまるものではないです。
飽きずに勤め続けてる人もたくさんいますから。
というか「飽きないように工夫し続けている人」ですね。
結局何をするにしても、それをある程度継続したいなら、
「どれだけ自分を飽きさせないか」
というのがすべてだと思います。
私の元いた会社でも、毎日心の底から楽しそうに仕事してる人がいましたが
その人はおそらく「自分を飽きさせないように」いろんな工夫をしてたんだと思います。
(もっと話聞けばよかったな)
私も飽きないように一応頑張ったつもりですが…
一度飽きてしまったら、そこで終了なんですよね。
「飽きたな〜」
って瞬間が来たら、もうどう頑張っても巻き返せない。
ちなみに、かつて私が
「自分は飽きずに継続できる人間だ」
と思ってたのって、「受験勉強を真面目にやってた」だけです。
受験勉強、結構楽しかったんですよね。
新しいことを勉強するのが普通に面白かった。
「勉強」として捉えると飽きてたかもしれませんが、小さな数式とか日本史の裏話とかいちいち面白かったので飽きずに続いてました。
ただしこれは私の頑張りではなく、飽きずに面白い授業をし続けてくれた先生の頑張りです。
「もう勉強面白くない!飽きた!やんぴ!」
という瞬間が来ていたら、大学受験まで持たなかったでしょう…。
会社を辞めるのに正当な理由なんて必要ない
会社辞めたいな、辞めようかな、って考えるとき
人は正当な理由が欲しいものです。
私も
「会社 辞めたい」
としょっちゅうググっては
「うんうん、会社だっていつ潰れるか分からんもんね!だから辞めていいんだよね」
みたいな感じで自分の
「単に飽きたから辞めたい」
という理由をきれいに整えるのに必死になっていました。
でも、今改めて思うのは
「会社を辞める理由はもっとパーソナルな、個人的なものであっていい」
ということです。
会社辞めるのに正当な理由なんて必要ない、って話です。
そもそも正当な理由なんて存在しません。
「やりたいことに挑戦したい!」
とかは、超正当な理由に見えるしカッコいいけど、20半ば過ぎてそんなこと思える人間ってどれほどいるのか…??
そんな立派なこと、みんながみんな思えるわけないと思うんですよ。
(私は思わなかった)
ただ「飽きたから」辞めたって、何も悪くないんです。
個人の選択ですから。
「仕事だから、遊びじゃないから」
「趣味を辞めるのとは話が違うよ」
と思いますか?
でも、もう飽きちゃったことを嫌々続けたって、個人的な利益も社会的な利益もあまり望めないと思います。
例えばメーカーなら新しい商品をどんどん出さなきゃいけませんが、もう既にモノづくりに飽きた人が魅力的な商品なんて作れるはずがありません。
そんな人が「一応」作ったモノなんて、誰も買わないでしょう。
もちろんお金のことだけじゃありません。
どれだけ薄給でも
「全然飽きない!超楽しー!!」
とモノづくりをしている人は、
人生全体を通して、お金よりももっと大きな利益を得るはずです。
会社を辞める理由は自分の中にしか存在しない
「会社辞めようかな…」
と誰かに相談したところで、(大きな夢がある以外は)ほぼ言い訳に聞こえてしまうと思います。
「通勤が面倒だ」とか、「人間関係に疲れた」とかね。
それを回避する方法はいくらでもあるからです。引っ越すとか異動願い出すとか。
だからといって
「なんか飽きたし面白くなくて…」
なんて言ったら、「どんなわがままっ子やねん」と思われるでしょう。笑
社会人なんだからしっかりしろよって。
でも、会社を辞める理由は個人的なものであっていいと思います。
自分の人生だし。
社会人である前に、自分は自分じゃん。
相談して、誰かにOKもらう必要なんてありません。
それこそ「社会人なんだからしっかりしろよ」です。
自分の人生は自分で決めないと。
ちなみに、
「飽きたから」
は割と立派な理由だと思います。笑
というのも、「飽き」というのは実はものすごい負のパワーを持っているからです。
どんなにお金がもらえて、どんなに社会的な地位が獲得できても、飽きちゃったらおしまいです。
人生がグレー色になります。笑
逆にどうしても続けたいことがあるなら、飽きないように工夫する努力を怠らないようにしないといけないですね〜。
これは私も頑張らないとな!
例えば自炊したいと思うなら、味噌汁と煮物だけを作り続けるんじゃなくて、たまには違うレシピに挑戦してみる。とか
その程度の小さな努力を続け「自分を飽きさせないようにする」のが大切だと思います。
自分が飽きたかどうかは、自分にしか分かりません。
飽きないように努力するもよし
飽きたらいさぎよく他の道を考えるもよし
うまくコントロールしていきたいですね。
難しいけどね。笑
このブログでは他にも私が会社員時代〜退職に至るまでに悩んだこと、今のライフスタイルについていろいろ書いているので、ぜひご参考いただければと思います!