この記事では、
- 自分で決めるのが怖い
- 決断するのが怖い
とお悩みの方に、
自分で決める勇気が出る話
をしたいと思います。
自己決定で幸福度が上がる
自己決定の数で、人生の幸福度は変わる
「人生の節目、大事な判断を自分で決断したか?」
この「自己決定」が所得や学歴よりも幸福度を上げるって知っていますか?
国内外の様々な研究で明らかになっています!
幸福感に与える影響力を比較したところ、健康、人間関係に次ぐ要因として、所得、学歴よりも「自己決定」が強い影響を与えることが分かりました。
これは、自己決定によって進路を決定した者は、自らの判断で努力することで目的を達成する可能性が高くなり、また、成果に対しても責任と誇りを持ちやすくなることから、達成感や自尊心により幸福感が高まることにつながっていると考えられます。
ちなみに「自己決定が幸福度を上げる」というのは、
- どこの大学に行くか
- どこの会社に入るか
こうした割と大きめな話だけでなく
例えば、
- 友人とどこで遊ぶか
- デートのプランをどうするか
みたいなのも入るそうです。
恋人に
「何時に集合するか」
「何の映画を観るか」
といった決めなければいけない事項を丸投げするより…
実は自分で全部決めた方がデートの満足度は高くなるってことですね!
旅行も計画立ててる時間の方が、旅行をしてる時より楽しかったりするじゃないですか?
あれです!
他人に決められる方がもっと怖い
「自分で決めるのが怖い」
という思いの裏側には、
「自分で決めたら、失敗しても自分で責任を取らないといけない」
というプレッシャーがあるんだと思います。
これって、脅し文句みたいに使われますよね。笑
「好きにしていいけど、責任は自分で取りなさいよ!!」
みたいな…。笑
でもね、本当にそうなのかな?と思うんですよね。
そもそも「責任」って何なんでしょう?
生きることは「仕事」ではないのに、そんな「責任」だなんて…
難しく考えなくていいと思います。
進路やキャリアのことで
「自分で決断するのが怖い」
と思うのは当然です。
真剣に考えれば考えるほど、不安も大きくなってくるものです。
特に私は会社を辞める時、
「自分一人で大きな決断をするって、なんて怖いんだろう」
と思いました。
それまでいわゆる「レール」に乗ってきた人生だったので…
親には
「何があっても知らないから!!」
と言われ、ひとりぼっちになったというか…
すごく心細くなったのを覚えています。
でも、今思えばそれが本当の意味で
「自立した」
タイミングだったのかもしれません。
社会人4年目にして、ようやく「社会人になった」って感じかな!笑
ただ、辞めたことを後悔したことはありません。
あのとき周りに流されず、ちゃんと自分で決断して本当に良かったと思っています。
それに、思ってるより世界は優しいです。
「もう無理、どうにもならない!!」
と思ったら、その時は周りを頼ればいいんです。
自分一人で大きなプレッシャーを背負う必要はありません。
「あの時あなたが間違った選択したせいでしょ!」
と怒ったりする人は現実的になかなかいないと思うし
自分で決めた道を進んだ先には…
きっと今よりもっと自分を受け入れてくれる人がいるはずです。
それに、仮に他人に決めてもらったとして
「あなたが引き止めたからじゃん!!」
「あのとき会社辞めてたらどんなに良かったか!!」
なんて言えないですよね。笑
他人は自分の人生の責任をとってくれませんから!
自分で「決められる」
「決めないといけない」ではなく「決められる」
って考えると、少し気持ちも楽になると思います。
難しく考える必要はなく、シンプルに
「自分の人生、好きなように決めていいんだよ!」
ということです。
他人の了解を得る必要はありません。
みんながみんな、
「それいいね!!やりなよ!!」
って言ってくれる可能性はゼロに近いです。
全員に納得してもらうことなんてできません。
私も会社辞めたとき、全員に理解してもらうことはできませんでした。
でも、それが普通なんじゃないかな?
それに、私たちには
失敗する権利
だってあります!
失敗から得られる経験は、失敗することを恐れて挑戦しない人には得られないものです。
どうせ人生に「正解」なんてものはありません。
人生終了間際に、
「あなたの人生はこれで正解でした!ピンポンピンポーン!!」
と答え合わせされることもありません。笑
正解はググっても出てこないです。
本にも書いてません。
だから、
- 世間的に正しいものはどれか
- 世間の多数派はどっちか
こんなことを考える時間はとても無駄だし、何よりすごく苦しいです。
常に他人の顔色をうかがって、世間的な正しさを考えるなんて…
だから、答えのない正解を探して疲弊してしまうよりも
自分にとっての幸せは何か
を考える方がよっぽど建設的だし、これこそが「自分の人生の最適解」なんですよね。
これって、
「収入」
とかもそうだと思います。
一般的に収入は、
「多ければ多い方が幸せ」
と思われがちですよね。
進路に迷ったら、とりあえず
「それなりの給料が安定して入るかどうか」
を第一に考える方も少なくないと思います。
もちろん私も会社を辞めたときには、
「お金大丈夫かな…後悔しないかな…」
という不安がなかったわけではありません。
でも、結局この収入で生活するのは自分です。
世の中には
「毎日高級レストランで食事するのが楽しい!」
という人もいるし、家で適当に作ったパスタで十分幸せを感じられる人もいますよね。
自炊パスタで幸せなら、高級レストランに通うほどのお金を稼ぐ必要はないわけです。
世間的な「幸せ」に自分を合わせる必要はありません。
「どんな方法でどれくらい頑張るか?」
これも自分で決めていいんです。
例えば、世間的には
「毎日会社に出勤して一定の給料を稼ぐ」
というのが良いとされがちですが…
もちろんそれも人によりますよね。
会社員として働くのが合っている人もいれば、そうじゃない人もいます。
私は会社を辞めた後、自分で決めた場所で生活・仕事をしていますが
「自分で決めた」
だけあって、幸せの初期設定値が高いと感じるし
多少辛いことがあっても以前に比べると乗り越えやすくなりました。
もちろん、
- 会社で働く・フリーランスとして働く
- 日本で暮らす・海外で暮らす
こういうのにどっちが良い・悪いはないし、議論するだけ無駄です。
何が良いかは人によるし、
「自分で決めたわけではないけど、別に悪くもないなあ…」
であれば、無理に変える必要はありませんから!
ただ、忘れないでいたいのは
自分には決める権利がある
と知っておくこと!
ついでに
「失敗しても良い」
ということも知っておくこと。
そして、
自分にとっての正解は自分にしか分からない
これを受け入れて覚悟を決めれば、人生はもっと生きやすくなるはずです!
以前、個人相談サービスを利用してくださった方から
「親が反対してるから、会社辞められなくて…」
とご相談がありました。
話の中で、私が
「辞めるか辞めないかは、ご自身で決めていいんですよ!」
と言うと、相談者さんは少し驚かれた様子でしたが
結局最後は、
「辞めることにします!」
と明るい笑顔を見せてくださいました。
きっと、相談者さんの中で
「会社辞めたい、辞めた方がいい」
ここまではちゃんと辿り着いてたんだと思います。
ただ、
「自分で決めていい」
ということに気付かなかっただけなんですよね。
(※こちらのお話は相談者様に了承を得た上で掲載しています!)
もちろん自分にとって何が正解かなんて、明確に分かるものではないし
私も一生考え続けると思います。笑
でも、それが人生の醍醐味なんじゃないかな!
世間の基準に合わせて生きていくよりも、きっと楽しい人生になると信じています。
このブログでは他にも「自分を仕事にする方法」「個人が情報発信で生きていく方法」に関する記事を書いているので、気になる記事からぜひご参考くださいね。